Youtube投稿を始めたい方に失敗しないカメラ選び方を伝授!

インスタグラムのストーリー機能が人気を呼び、今や誰でも動画をシェアできる時代になりました。
これからの時代、YouTubeを一人一アカウント持ちインスタグラムやツイッターと同じような感覚で更新していく時代になっていくと思います。
これから個人で表現することはYouTubeにもより浸透していくと思います。

今回は、そんなYouTubeを始めたいけど、動画をちゃんと撮影したことがない。
YouTuberみたいに撮影したいけど、何から始めたら良いかわからない方に向けて
「現役映像ディレクターがオススメするシーン別オススメカメラ」
を紹介します!

2020年の最新版YouTubeデビューに
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初心者YouTuberが
カメラ選びをする前に考えるべき事

まず大事なのは、しっかりとした目的を決めることです。


目的というのは「自分が発信したいモノはこれで、それを見た人にどうなって欲しいのか」という部分です。
ただ自分のしたいことだけしていては価値を生み出せません。
見た人にどうなってほしいかを考えましょう。

そうすると次に考えられるのが、
「じゃあそのためにはどんな撮影が最適だろうか」
を考えなればいけません。


例えば、「料理のレシピを発信して、みんなにも真似して作ってほしい」と思うなら、料理過程や、その情報を文字で表記する必要もあるかと思います。
そうすると、カメラは人を撮るのではなく料理を撮るものがいいので、「真上からの撮影」ができた方がいいかな?という風に、目的と手段が決定してくると、必要な機材も決まってくるかと思います。

 

動画を発信する目的を決めて、それからその為の手段を考える
つまり、人によって、目的によってオススメのカメラは違ってきます。

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スマホ、ビデオカメラ、一眼レフ
それぞれのメリット デメリット

【スマホの特徴】


【特徴】
スマートフォンについてるカメラ。
動画も写真も同じような操作感覚で撮影できる
画質もオートフォーカス機能もデジタルカメラ類にも劣らない。
iPhoneのカメラは比較的現代のスマートフォンカメラとしては劣っているが、動画や写真を撮影するものとしては十分。

【メリット】
機動性に優れていて、とにかく持ち運びは楽。
撮影準備の時間や撮影中のことを考えてもとにかく手軽に撮影ができる。
自撮り撮影をするのにも困らない。
アクセサリ類が充実していて、意外と様々な映像を撮影することができる。(魚眼レンズでの撮影やアームスタンドを使えば真上からの撮影もできる)

【デメリット】
画質や映像データに入力されるデータ量が少ないので、
色味や明暗の表現に限界がある。
レンズも一つしかないので映像表現としての幅は狭い。(望遠で遠くのものを大きく写したりする事ができない)

【こんな人にオススメ】
動画を使って発信をしていきたい、YouTubeを始めたいけど
お金が無く手軽に始められるところから始めたい方。

【ビデオカメラの特徴】

【特徴】
動画撮影に特化したカメラで、手ぶれ機能やズーム機能に優れている。
長時間の動画撮影が可能。
片手で持ちやすい設計のものが多いため、機動性も高い。
価格も2〜7万円と比較的手頃。

【メリット】
動画を撮影することに特化しているので、
手ぶれ性能が高いため動きながらの撮影に強い。
ズーム機能もあるので、滑らかにズームできて、全体的な操作感も簡単。
一眼レフより軽いものがほとんどなので長時間の撮影も疲れずできる。
バッテリーの駆動時間も長いので長時間の撮影に向いている。

【デメリット】
スマートフォンほどではないが、やはり明暗や色彩など、
映像表現としての幅が狭い。
レンズも一つなので表現の幅としては一眼レフには劣る。

【こんな人にオススメ】
長時間の撮影(1時間以上)を予定している人や、
幅広いシーンで手軽に美しく動画を撮りたい方

【一眼レフの特徴】

【特徴】
ボケ味が一眼レフ最大の特徴。ボケ味を生かした様々な表現ができる。
レンズの種類も豊富で、本当に様々な絵作りができる。
log撮影(情報量の多い撮影)による明暗や色彩の幅が非常に広い

【メリット】
ボケ味のある映像を撮ることができて、非常に美しい表現もできる
写真も動画も撮影することができる。
log撮影をすることができるので、グレーディングなど、
深いところまで映像表現をすることができる
いわゆる今っぽい映像を撮ることが得意。

【デメリット】
スマホやビデオカメラに比べて重いものが多いので、持ち運びが大変。
移動撮影や手持ち撮影で手ブレが気になる場合が多い。
本体とレンズ、アクセサリー類や三脚など、
必要なものを揃えるとお金がかかる。
(20〜30万円ほど、ミラーレスなどだともっと安いけど機能面では劣る)
写真撮影を中心に作られたものが多いので、
1時間を超えるような長時間の動画撮影には不向き。
バッテリーの駆動 時間も短め。

【こんな人にオススメ】
幅広い表現やボケ味を生かしたかっこいい映像を撮りたい方。
写真も動画もかっこよく残したい方。

では実際にどのカメラがオススメなのか
シーンごとにまとめてみました

(※自分の撮影するシーンに近いものを読んでみてください。)

【室内での自撮り撮影】

一眼レフ、ビデオカメラ、スマホどれも有効。
映像と音声の質を向上させたいならビデオカメラや一眼レフがいい。
ピンマイクや三脚など、必要なものと予算で決めると良い。
スマホで撮影する場合はインカメで撮影すると画質が落ちてしまうので注意。

【室内で自分以外のものを撮影】

撮影するものにもよるが、こちらも一眼レフ、ビデオカメラ、スマホどれも有効。
照明や雰囲気、構図などににこだわるなら一眼レフがオススメ。
予算によって選べる。

【屋外で動き回って自撮り撮影】

機動性という点ではスマホだが、インカメの画質や、音声の質でいうと圧倒的にビデオカメラや一眼レフにマイクをつけて撮影した方が良い。
手で持って撮影するなら軽さや持ちやすさを考えると良い。
手ブレを防ぎたいという点ではビデオカメラが一番。
ジンバルに一眼レフをつけて撮影すると手ブレが防げる。
外での撮影は音が大切になってくると思うので、ピンマイクやガンマイクを付ける前提で考えると良い。

【屋外で自分以外の人やものを撮影】

こちらは一眼レフ、ビデオカメラ、スマホどれも有効。
ズーム機能やレンズによって画角を変えられる点では一眼レフとビデオカメラが良いが、機動性という点ではやはりスマホが一番。
予算や求める映像の質によって決めると良い。
撮影しているものの音や人のセリフも撮りたい場合はガンマイクをつけられる一眼レフとビデオカメラが良い。

【料理動画の撮影】

料理の動画など、真上や高い位置からの撮影が求められるときは、三脚やスマホスタンドを置くスペースによって決めると良い。
こちらも一眼レフ、ビデオカメラ、スマホどれも有効だが、値段と映像の質とスペースによって決めると良い。

【映画みたいな動画の撮影】

こちらは圧倒的に一眼レフが良い。
映像の質やガンマイクをつけた上での機動性などをとっても一眼レフだろう。
手ブレを防ぐためのジンバルやレンズを揃えていくと相当なお金がかる。
ボケ味を捨てて、なめらかな映像が撮りたいだけならスマホでジンバル撮影をするのも良い。

【写真も動画も撮りたい】

この場合はスマホか一眼レフがオススメ。
操作性の簡単さならスマホが良いが暗いところでの撮影や、表現の幅では圧倒的に一眼レフの方が良い。

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YouTube初心者が
カメラ選びに失敗しないまとめ

まずは、自分の撮影したいものや目的をはっきりとさせること
そして、そのためにはどんな撮影をしたら伝わりやすいか、
撮影手段を考えてからカメラ選びをするといいかと思います。

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