PremiereProの最強ノイズリダクション【クロマノイズ除去】の使い方解説!!

こちらの動画でも
使い方を紹介しておりますので参考にしてください。

【クロマノイズ除去とは】

Premiere Pro上でのノイズリダクション機能のあるエフェクトのことです。

ある程度までのノイズなら、このノイズリダクション機能を使って改善できます!

そしてこの「クロマノイズ除去」というエフェクトは、素晴らしいノイズリダクション機能なんです。
何がすごいかというと、

とにかく質のいいノイズリダクションなので、
音声の質や聞きたい音(マスターと呼ばれる、一番大きく聞こえている音)の劣化がほぼ無いんです。

ノイズリダクションをすると、必ず音声が篭った感じになって、音が丸くなってしまうんですが、
このクロマノイズ除去だと、その独特の篭ったような感じがほとんど感じられません!


そもそもノイズリダクションとは?

動画や音声を撮影録音する時に入ってしまったノイズ(空気の音や、環境音など)を取り除いて綺麗でクリアな音に修正することを言います。

※ちなみに以前までこの「クロマノイズ除去」という項目のノイズリダクションは無くて、
「DeNoiser」というノイズリダクション機能のみでしたが、Premiere Proアップデートにともなり新たな機能としてこの「クロマノイズ除去」というものが追加されました。

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【実践】Premiere Pro
「クロマノイズ除去」使い方

まず、Premiere Pro上のタイムラインにノイズを減らしたい
データを載せます。

そして、エフェクト欄のオーディオエフェクトから
「クロマノイズ除去」を選んで適応させたいデータに当てはめます。

音声データにクロマノイズ除去を当てはめたら、そのデータのエフェクトコントロールを開きます。

そしてその中にある「クロマノイズ除去」のプロパティを探して、
カスタムセット 編集… をクリックします。
するとこの画面が現れます。


これが、クロマノイズ除去のカスタム画面です。
クロマノイズ除去エフェクトを当てはめた時点で、
ノイズリダクションは適応されているのですが、
ここでは

【フォーカスの処理】【量】を操作していきます。


※ここからはイヤホンをつけて聞きながら作業することをオススメします。

フォーカスの処理と量の調節

フォーカスの処理とは、
どの音域のノイズを中心に減少させるかを選ぶ項目です。

全体のノイズを除去するのか、中音域のノイズを中心に除去するのかを選びます。

分かりづらい方は、全ての項目をクリックして聞き比べながら
一番ノイズが減ったなと感じるものにするといいかと思います。
(実際してみると、結構差がわかりやすくあります)

そして次に量の調節ですが、
量の調節は、その名の通りノイズリダクションの量の調節です。
量が多いともちろんノイズをしっかり除去してくれるのですが、

ノイズの除去量を増やすと最初に言っていた、「篭った感じ」「音声が丸くなっていく」のを感じると思います。

こちらも自分で聞きながらちょうどいいところに調節していくと
一番いいかと思います。

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撮影の段階でノイズを減らす方法↓

正直、撮影の段階で消せるノイズは全て排除して撮影するのが
一番いいかと思います。
動画での解説はこちら↓

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