こちらの記事では写ルンですタイプのフィルム風写真加工の方法についてまとめています。
では早速こちらの写真のような加工方法についてお話しします。
まず、写ルンですタイプのフィルム風写真加工のコツはまず三つあります。
「ハイライトの白飛び感」
「コントラストの強さ」
「周辺減光をしっかり」
この三つのコツを抑えるとぐっと写ルンですっぽい写真に近づきます。
実際に加工方法とコツを順を追って解説していきます。
元の写真がこちらです↓
フィルム風加工の内写ルンですタイプのフィルム風写真の加工方法でのおすすめフィルターは
【E6】と【HB2】です。
今回は【E6】を使って加工をしていきたいと思います。
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↓
フィルム写真ライターユニット↓
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【フィルム風写真の加工のコツ手順1】
露出の調節
こちらの値を変えていくんですが、基本的に操作しなくてもいいはずですが、
写真全体が暗すぎる時はこの露出を少し上げましょう。
写ルンですの特徴が、「少し飛び気味のハイライト部分」です。
一番明るい部分が少し白くなるくらいに露出を調節しましょう。
【フィルム風写真の加工のコツ手順2】
コントラストの調節
写ルンですの大きな特徴だと思うのが、コントラストの強さだと思うんですよね。
全体の印象も【色による写真】というよりかは【明暗による写真】というイメージなので、
白黒はっきりした部分を少し多めに作りましょう。
この時点ではコントラストの強すぎる写真なので、ここからフィルムっぽさをもっと足していきたいと思います。
【フィルム風写真の加工のコツ手順3】
彩度の調節
写ルンですタイプのフィルム写真は先ほども言ったように【明暗による写真】という印象なので、
やや彩度は低めにしていきます。
ざっくり−2.0くらいの値まで下げるといいかと思います。
【フィルム風写真の加工のコツ手順4】
ビネットの調節
ビネットとは周辺減光のことです。
こちらの値を上げることで、写真の周辺部分が暗くなっていきます。
フィルム写真では、レンズから入ってくる光の量が写真のセンターと端では差がありこのような明るさの差が写真に現れるんです。
こちらも写ルンですタイプの写真加工では超大切な項目です。
がっつり7.0くらい値を上げておきましょう。
【フィルム風写真の加工のコツ手順5】
粒子とフェードの調節
この二つの項目でデジタルの写真にフィルムの質感を足していきます。
粒子を足して、フィルム感のある質感を足して、フェードで暗くなりすぎた暗部を少し持ち上げます。
【フィルム風写真の加工のコツ手順6】
HSLで細かい色の調節
HSLを使うと各色ごとに彩度や色合いや明るさを調節できるので、本当に便利な機能ですし
とても深みを出せる項目になります。
写ルンですの場合、
赤色が強めに出ていて、青色や肌色は淡い印象なので
各項目の彩度を調節していきます。
赤色の項目の彩度を上げて
青色の彩度を下げます。
これで写ルンですタイプのフィルム風写真加工の完成です。
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いかがだったでしょうか、
写ルンですのようなコントラストの強めなフィルム写真の場合、明暗で写真作りをしていく感覚なのでコントラストと周辺減光などの値を扱うとうまく加工できるかなと思います。
細かい調節は、自分の好きなようにしていただけると写真加工の面白さがジワジワ出てくるかと思います。
今回は写ルンですのようなフィルム写真の加工のコツの要点をまとめてみました。
また他の写真加工のコツもまとめているのでご覧ください!
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